上司へのお中元はどの程度の物を買えば良いのか、悩んだことあるという方も多いのではないでしょうか。
今回は、喜ばれるお中元の相場やお中元のマナーなどを紹介しますので、お中元に迷っている方はぜひ参考にしてみて下さい。
上司へのお中元の相場は?
上司へ送るお中元お相場は3,000円~5,000円程度です。
あまり高額なものを送ってしまったら、相手に変に気を使わせてしまう事になりかねませんし、あまりに安いものを送ってしまっても失礼に当たる場合がありますので、大体この程度の品に収めておくのが無難でしょう。
特に、お中元などは一度送ってしまうと、毎年贈るのがマナーとなります。毎年贈っても家計の負担にならない程度の品物を選ぶようにした方が良いでしょう。
高くても1万円程度を上限に設定しておいた方が無難です。
上司にお中元を贈る際のマナーは?
お中元を贈る際には、ある程度マナーを知っておく必要があります。以下に紹介しますので参考にしてみて下さい。
お中元の表書きについて
お中元を贈る際の表書きは「御中元」とし、紅白の蝶結びの水引を使うようにしましょう。
ただし、お中元の時期を過ぎてしまった場合などは、その時に適した表書きを使いましょう。以下参考例
6月20日頃~「御中元」
7月初め~15日迄「御中元」
7月16日~8月6日(立秋)まで「暑中御伺」
8月7日(立秋)~9月初旬「残暑御中」
よく間違われるのが、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」などの「見舞い」です。見舞いは目上の人に対して使うと失礼に当たりますので、「暑中・残暑御伺」という言葉を使うようにしましょう。
お中元の渡し方のマナーについて
御中元は直接持っていくと、相手に気を使わせてしまう事になりますので、郵送で送るのが一般的です。
どうしても手渡しで渡したい場合などは、きちんとアポイントを取ってから迷惑のかからない時間帯に訪問するようにしましょう。
お中元はどんな人に贈るべきか
御中元は一度送ると今後ずっと送ることが前提となっています。日頃お世話になっていることに対する感謝の思いを表すものであり、今回一回限りというものではなく今後ずっとお付き合いをさせていただく相手に対して贈るものです。
今後ともお世話になるだろう上司に、日々の感謝を込めて贈ってみてはいかがでしょうか。
一度きりの相手の場合は?
今後のお付き合いは分からないけど、特にお世話になったという方に送りたいのであれば、のしを「御中元」ではなく「御礼」にしておくのが良いでしょう。
御中元はずっと続くものなので、一度きりの相手には適していません。
喜ばれるお中元は?
最後に喜ばれるお中元リストを紹介します。
ビール
万人受けするのはビールです。
毎年お中元の時期になるとセットで売り出しされていますが、価格も適当でかつ喜ばれやすいです。
お酒が好きな方でしたら、ビールを送るのが無難と言えるでしょう。
お菓子
お菓子も人気のお中元です。特にゼリーなどは見た目も良くお中元によく利用されます。ただ、お菓子が苦手な人もいますので、食べられるかどうかの確認はしておいた方が良いかもしれません。
ジュース
ジュースも人気のお中元です。野菜ジュースやカルピスの詰め合わせなどが喜ばれます。
ハムやソーセージ
ハムやソーセージは高級感も出しやすく、かつ万人受けする商品なのでお中元には適した商品となっています。
フルーツ
フルーツの詰め合わせなども人気です。フルーツは好みが分かれますので、気の知れた上司なら好き嫌いを一度聞いておくのが良いかもしれません。
商品券
意外と喜ばれるのが商品券です。使い勝手も良く相手が好きなものを買えるというのもポイントです。
ただ、金額が分かるのがちょっと嫌という方もいますので、そういう場合はお菓子などを一緒に送るのが無難でしょう。
また5,000円一枚として送るのではなく、1,000円を五枚にして送った方が使いやすく、印象も良くなります。